任意整理 圧縮

任意整理で一番有り難い点は、「債務の圧縮ができる」のが、一番の利点です。

 

まず、なぜ債務の圧縮が可能かという点についてですが、

 

  • 利息制限法に基づいた引き直し計算が出来る場合、元金が大幅に減る可能性があります。
  • 将来に渡る利息をカットする事となり、引き直し後の元金のみを返済すれば良いです。
  • 将来の利息をカットされるので、毎月の返済もできるだけ長くして、毎月の負担を軽減できます。

 

言葉だとわかりにくいかと思いますので、実例を挙げながら紹介してみたいのですが、

 

 

Aさんのケース 借金 280万円 毎月の支払額が12万円 金利 13%〜15%前後

 

⇒ 任意整理後には、借金 180万円、毎月の支払額4万円、金利0%

 

このケースだと、利息制限法による引き直し計算を行い、借金元金が100万円減、毎月の返済が8万円減、金利は0%という事で、大きく債務を圧縮する事に成功しています。

 

 

もし、これが1社だけでなく複数社で同じように交渉し、手続きをする事ができたとすると、大きな債務の圧縮も夢ではありませんし、これにより自己破産や民事再生を回避する事もできるようになります。

 

 

実際、消費者金融(債権者)からすると、債務整理をされて自己破産されてしまうと、元金の回収ができず、すべて「貸倒れ費用」として計上される事になりますし、民事再生で手続きをすると、任意整理以上に大きな元金の減額を行われ、大幅な費用を計上する事になるので・・・

 

結果的に、収益悪化を招く事になりますし、任意整理を受け入れる事で、なるべく収益を減らさないようにできるわけですから、任意整理が受け入れられない事は、滅多な事が無い限りないですし、弁護士や司法書士が受任していれば、間違いなく元金もしくは利息の圧縮をするのは可能です。

 

 

 

 実際の任意整理のやりとりを体験談より紹介。

 

当サイトの管理人は、某消費者金融に10年勤め、その間に債権回収の現場や支払督促による請求、債務整理の手続き書類の作成などを手がけてきました。

 

その関係で、任意整理の交渉を弁護士と電話で行い、引き直し計算をもとに、交渉を進めたり、和解書の作成を行ったりの手続きもした事があり、その数も数百案件に上ります。

 

 

ここでは、任意整理の手続きの流れを憶えている限りで紹介していきたいと思います。(以下 弁護士Xと私Mのやりとりとして紹介していきます。)

 

  • X 受任通知が届き、督促(取り立て)行為のストップ、今後の事件を受任した事の通知、取引開示の請求があります。
  • M 取引開示の手続きに基づき、書類を作成し、弁護士事務所へ簡易書留にて送付します。
  • X 取引開示の手続きが、利息制限法に引き直しされていないケースでは、事務所側で引き直し計算を行い、グレーゾーン金利の元金から利息制限法で引き直した元金に変えます。
  • M 利息制限法に基づく元金を元に、元金引き直しの交渉が行われますので、当方ではその代わりに将来利息を付けるよう、もしくは和解当日までの利息を付与するように交渉します。

    ※ほぼ認められる事はないので、引き直し残高での和解が多いです。

  • M 和解書を二部作成し、弁護士へ送付して署名を頂きます。

    ※期限の利益に関する喪失事項については必ず付けます。

 

あとは、毎月の返済をきちんと行われるように、管理だけしておきます。

 

もし、返済期日が遅れると、「期限の利益の喪失」となると、再び残りの残金に対して利息を付与して返済しなければいけない事となります。

 

 

期限の利益の喪失とは・・・

期限の利益とは、決められた期限までは返済を請求されたり、返済を強要されるような事は無いというもので、期限が到来していないことで債務者が受ける事ができる利益の事です。

 

この利益を喪失する事で、いつでも請求を受けるだけでなく、先ほども書いた通り、ペナルティとして利息を付けて支払いをしなければいけないという事になりますので、また借金地獄へと逆戻りですので、和解を成立させた場合は、必ず約束どおりに支払いをするようにしましょう。

 

 

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